痛みの原因を知る

血管の拡張が原因です

頭痛

発熱による頭痛や、脳や神経の病気からくる頭痛以外にも、突然原因の良くわからない偏頭痛が起こることがあります。治療には頭痛薬を飲むのが一般的ですが、繰り返し起こる偏頭痛のメカニズムを知ることで、さまざまな治療方法を考えることができます。デスクワークや長時間同じ格好で仕事をしていると肩こりや首周りの筋肉が硬直してしまい、頭痛が起こることがあります。また、突然ズキズキと痛む偏頭痛は程度によっては仕事に支障が出るほどの場合も多くあります。脳内では血管がさまざまな原因で拡張してしまうことで偏頭痛は起こるといわれています。血管が拡張すると三叉神経を圧迫し、刺激を受けた三叉神経は炎症物質を放出します。これにより血管周辺が炎症して痛みを感じることになります。この血管の拡張を抑える行為が痛みを抑える治療となります。薬物治療では、脳内の血管の拡張を抑える製剤を体内に取り込むことで軽減することができます。事前に薬剤を取り込んだり、大量に服用しても効果を引き出すことができず、よけいに頭痛を引き出してしまうこともあるので適量を薬剤師に相談するとよいでしょう。

冷やすことが大切です

薬物治療以外にも頭痛を軽減させる方法に冷やすことがあります。傷む部位や首の後ろ側を冷やすことで血管を収縮させ、炎症物質の放出を防ぐことができます。気分をスッキリさせたいと入浴やシャワーを浴びると体内を更に温めてしまうため逆効果になります。マッサージは一時気分が和らぎますが、筋肉が温まるため過度なものはお勧めできません。また、血管の拡張を抑える食材もあります。コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインは血管収縮作用があり、効果が期待できます。逆に赤ワインやチーズ、チョコレートは血管を拡張する作用があるため、過剰に摂取すると偏頭痛を引き起こす原因となることがあります。頭痛は刺激を強く受ける事で発症するために、安静に騒音の少ない暗い部屋で休むとよいでしょう。昼寝をするとその間に神経の働きを和らぎ、起きた時に痛みが落ち着く場合があります。過度に忙しい生活スタイルで過ごしているとストレスの蓄積から定期的に発症することがあります。寝不足や寝過ぎ、ダイエットなどの食事制限も原因の一つとなるので日頃から生活のリズムを保ちながら健康を意識していきましょう。